他者を一人の人間として認識すること
2014年7月7日約780字(読了≒1分20秒)
目次
仕事で知り合ったアメリカ人
仕事で知り合いになったアメリカの不動産業者の方がいます。
知らない表現を聞いたりしてとてもお世話になりました。
とても物腰の柔らかい男性です。
その彼が私がアメリカにいる間に結婚したそうです。
結婚の相手は?
結婚の相手は、同性の男性です。
自己紹介の時から同性愛者だと聞いていたので驚きはなかったです。
カリフォルニアは2008年5月に同性婚合法州となったのですが、その年の11月に再び同性婚が禁止されました。
ところが、2013年に連邦最高裁が同性婚禁止は違憲だと判断したので、最終的には同性婚が合法となりました。
複雑な経過をたどったわけです。
同性婚の是非を巡るカリフォルニア州民の戦いの軌跡といえます。
合法化の影響
同性婚が合法化されたとはいえ、依然として反対論は強いようです。
一番の反対は宗教的理由に基づくものです。
近所でも、同性婚賛成派と反対派とのいがみ合いが露骨でした。
会っても挨拶もしません。特に反対派がそうです。
合法化されたから差別がなくなるというわけではないんですね。
賛成派と反対派の境界が崩れるのではなく、その境界がより強固になっていくように感じました。
他者を一人の人間として認識すること
他者を一人の人間として認識することの難しさがここにあると思います。
他者を一人の人間として尊重したいが、そこに傾きすぎると自分らしさを失ってしまうのではないか?
だったら、自分を保持するために、自分と異なる他者を否定しよう、というような思考が働くのかも知れません。
仕事する上での心がけ
他人から見ると小さな悩み・相談事であっても、本人にとっては一世一代の悩みであることが多いはずです。
そのような方々の悩み・相談事を解決するために、
“他者を一人の人間として認識すること”
を心がけて、沖縄での行政書士の仕事をしていきたいと思います。