アメリカの車事情

アメリカの通勤ラッシュ

2014年6月26日 0 投稿者: 行政書士 真栄里 法務事務所

 
 
約1100字(読了≒2分)

午前7時頃

カリフォルニアの朝の通勤時間は早くて午前7時頃はもうラッシュです。
片側4,5車線もあるフリーウェイがノロノロ運転です。
役所に用事があったので、私たちも7時頃に出発したのですが、あまりの車の多さに驚きました。

カープール(car pool lane)というものが・・・

でもカリフォルニアにはカープールレーンという制度があります。
1台の車に2人以上の人が乗っている車だけが走ることができる車線です。
日本で言うと、自家用車が走ることが出来るバスレーンみたいなものでしょうか。
このカープールレーンはいつも空いています。
ということは、1台に1人しか乗っていない車が圧倒的に多いということです。
カープールレーンを走ることが出来れば渋滞には巻き込まれません。スイスイです。

ところが・・・

ところが、そのカープールレーンを悪用する人がいるそうです。
助手席に人形を乗せてカープールレーンを走っていた車が捕まったという話は良く聞きました。
どこの国にも悪知恵の働く人がいるんです。
しかし、いくらなんでも人形なんて・・・。大胆すぎます。

カープールレーンの使い方

カープールレーンへの入り方、出方にもルールがあります。
道路に印があって、出入りができる部分が決まっています。
かなりの高速で走るので、自由な出入りをさせると事故が起きやすいのです。
たま~に、その印を無視して急に入ってきたり出ていったりする車もいるにはいますが、皆基本的はそのルールを守っていました。

罰金は?

ちなみに、罰金は310ドル(約3万1千円)です。標識に書いてあります。
この罰金は走る場所によって違っているので要注意です。
高いところは400ドルくらいしました(Los Angelesとか).
高いですね。円で換算しても4万円です。
物価を考慮すると、6万円くらいの印象を彼らは受けるのではないでしょうか?

沖縄は・・・

カリフォルニアの天候は沖縄と似ています。陽気な天気が多いです。
交通事情も似ています。
同じく車社会です。
沖縄は公共交通機関が本土ほど整備されていませんので自動車がかなり多いです。
そのため、交通渋滞が激しく、那覇などではもう自動車で移動する気が失せてしまいます。
沖縄にもカープールレーンが欲しいと思ったのですが、無理なことに気がつきました。
車線が少なすぎます。カープールレーンを作ったらよけいに渋滞するかも・・・。
なので、私は、行政書士の仕事をするのは全て250CCのバイクを利用しています。
通勤はもちろん、依頼人を訪問するのもバイクです。
ただ、難点は、雨です。しかも、冬の雨は最悪です。
濡れないバイクを開発して欲しいと思ったりします。