アメリカの不思議な仕事?

2014年6月16日 0 投稿者: 行政書士 真栄里 法務事務所

 
 
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カリフォルニアの道端に立っている人

仕事で移動中によく、道端でプラカードを持って立っている人をみます。スーパーの入り口で椅子に座っている人もいます。
彼らは、寄付を求めている人だということです。 日本で言うと「物乞い」にあたると思います。
信号待ちで止まった車に近寄っては、プラカードを見せてお金を恵んでくれとお願いしています。
プラカードには、身体の障害で働けなくて困っているというようなことが書いてあります。 大変なんだなと真面目に思っていると、中には、障害者のふりをしている人もいるということです。
真の障害者か偽りか、の判断は困難です。 だからでしょうか、実際に寄付をする人をまだ見ていません。

物乞いビジネス?

ですが、ニュースによると、これで1日に結構お金をもらえる人がいるようです。もらったお金で高級バックなどのブランド物を買ったりしているようです。
物乞いがビジネスとして成り立っている人がいるんだなと思いました。
カリフォルニアは、冬でも、日中はかなり暑くなります。日差しが強いです。サングラスが欠かせません。その暑さの中で、1日中立っている(あるいは、座っている)のですから、その労力は大変なものです。その労力を思えば、彼らが貰ったお金を何に使うかはどうでもいいような気がしました。
だからといって、私は寄付をしていませんが・・・(そんな余裕はないので)。
日本よりは寄付が根づいた社会ですからビジネスとして成り立つかもしれないと思いました。
ただ、家族総出(子供達も)で道に立っている人たちもいました。子供達はおそらく、小学生です。
父親・母親はおそらく20代後半~30代前半でしょうか?道端で簡易のイスや敷物を引いていて色々荷物があったので、始め見た時は、道端でピクニック?と思ったくらいです。子供は学校の時間なはずですが・・・。学校に行っていないのでしょう。

沖縄での昔の光景

そういえば、私が小学生の頃(今から30年前くらい)平和通りに行くと、その入り口に座ってハーモニカを吹き寄付を募っている身障者の方がいました。
沖縄でも昔は、そういう光景をよく見たのですが、最近はそういう方を全く見なくなりました。
日本の福祉レベルが上がったからと考えてよいのでしょうか?
生活保護費や障害者年金を適切に貰えていることを願っております。