英文契約書と行政書士の仕事

2014年5月23日 0 投稿者: 行政書士 真栄里 法務事務所

 
 
約1050字(読了≒1分40秒)

観光もせず室内にて書類と格闘

沖縄からカリフォルニアのサンディエゴに来て、10日程になりましたが、写真を一枚も撮っていないことに気がつきました。
車で移動する際、私がドライバーなので撮影する時間がありません(車の運転も全然慣れていません。気を抜くと左車線を走ろうとするのでとても疲れます)。
また、移動先も観光地とは全く関係がない(公証人役場だったり、不動産会社だったり)ので写真を撮ることを忘れています。
外出も必要最小限で、後は家にこもって書類と格闘です。
行政書士の仕事をするのに翻訳作業が必要になるのですが、それが大変です。
なんと言っても書類の数が多い!
不動産会社が作成する仲介契約書。その中には、オープンハウスについての事項もあります。
エスクローが制作するエスクロー契約書(信託契約書)。
それぞれが何十枚もあります。
さすがは契約社会アメリカです。
契約書に書いていなければ、裁判所は助けてくれないようなので。
日本であれば、最後は信義則による契約内容の修正とかがあるんですが・・・。
個人責任・自己責任が徹底された国です。
 

法律英語の翻訳

翻訳自体は行政書士の仕事とはいえないのでしょうが、書類の内容が分からないと、必要な書類を作成することができない・・・。
書類を作成できないと行政書士の仕事がない・・・。
もちろん、事前にそのことは分かっていたので、法律英語辞典(1番いいやつ)を複数持って行きました。
重宝しましたが、複数の意味のうちどれなのか?で迷うことが多々ありました。
その時は、もう、契約書を作成した本人に聞くしか有りません。質問事項を考えて、実際に聞いて、返答はゆっくりしゃべってもらって、という作業をしました。
それで、なるほど!と思ったことが何度もありました。
言葉は、実際に聞くに限るなぁ、と実感しました。
 

カリフォルニアの天気

ところで、
カリフォルニアの天気は、沖縄に似ていますので、外に出ない限りアメリカにいるとは感じないです(良いんだか悪いんだか)。
 
ちなみに、当事務所では、英文契約書を日本語に翻訳する業務も行っております。
外国人と契約しようとしている方、まずは、ご相談下さい。
【真栄里孝也 行政書士事務所】>英文契約書

守秘義務
行政書士である私には、下記行政書士法12条により守秘義務が課されておりますので、秘密をもらすことはございません。
どうぞご安心下さい。

行政書士法12条(秘密を守る義務)
 行政書士は、正当な理由がなく、その業務上取り扱つた事項について知り得た秘密を漏らしてはならない。行政書士でなくなつた後も、また同様とする。